バケットエレベータ駆動部 組立て勉強会
4月27日(木)、エンジニアリング会社にお願いして、
バケットエレベータ(以降BEと略す)駆動部の軸受交換を主とした
勉強会を実施しました。
BEとは、粉粒体を垂直に搬送するコンベヤです。
当社では穀物をサイロ棟の地上階からサイロ上の階まで搬送するため、
多数のBEを用いています。
BEの運転時には、軸受に大きな荷重が加わるとともに激しい振動が発生するので、
安心してBEを使用するためには、
軸受を正しくセッティングすることがたいへん重要となります。
この勉強会には、エンジニアリング会社の手配で、
BEのメーカー、軸受のメーカー、BEの据付から保全を行う機械据付会社にも
来てもらいました。
前日は実習対象となるBEの分解、当日は午前の部、午後の部の二部構成の勉強会、
翌日は組立後の調整試運転と3日がかりとなるものでした。

第一部では、軸受メーカーの方がテクニカルサービスカーとともにやって来られ、
軸受取付けの実演や軸受交換に用いる工具や装置の紹介を行っていただきました。
今まで知らなかった、メーカーならではのノウハウを沢山教えていただきました。

第二部では、BEメーカーの方の指揮のもと、
機械据付会社の方が前日に分解したBE駆動部の軸受組み付けを行い、
作業時の注意点を説明して下さいました。

第一部で教わった軸受設置作業が、
現場でも教わったとおり実施できるかどうか、
また、現場での注意点を聞き漏らさないよう、
社員の目も耳も実演者の一挙手一投足に釘付けになりました。
最後に、当社社員が今回の勉強会を終えて、
どのような意見・感想を持ったかを紹介します。
【第一部について】
・知らなかったことが多く大変勉強になった。
・説明書を読むのと実習を受けるのとでは、理解度に大きな違いがあると感じた。
・メーカーによる講習は、当社で工事を行っている他の工事会社に対しても
実施してもらうとよい。
・ラジアル内部すきま調整の必要性が理解できた。
・アダプタースリーブ用ナットの回転角度の計算値が、ほぼ正しいと実感できた。
・すきまゲージは薄いほど取扱いが難しく、差込み方にもコツがいることがわかった。
【第二部について】
・これまでBEの軸受交換は見たことがなかったので、勉強になった。
・当社の過去の取り付け方は、どうだったのだろうか。という疑問が湧いた。
・稼働中の点検方法については、当社で行っている以上の知識は得られなかった。
・今後、軸受交換の際には、ラジアル内部すきま計測値の記録を残す必要がある。
・「軸受は無負荷の状態ですきま調整をする」ということを言葉で
云われたときはわからなかったが、実際に現場を確認する事により理解出来た。
・軸に汚れや傷があった場合にはヤスリで研磨すること、
オイルシールの種類によって取り付ける向きが決まっていること等々、
細かいポイントも忘れずにいたい。
バケットエレベータ(以降BEと略す)駆動部の軸受交換を主とした
勉強会を実施しました。
BEとは、粉粒体を垂直に搬送するコンベヤです。
当社では穀物をサイロ棟の地上階からサイロ上の階まで搬送するため、
多数のBEを用いています。
BEの運転時には、軸受に大きな荷重が加わるとともに激しい振動が発生するので、
安心してBEを使用するためには、
軸受を正しくセッティングすることがたいへん重要となります。
この勉強会には、エンジニアリング会社の手配で、
BEのメーカー、軸受のメーカー、BEの据付から保全を行う機械据付会社にも
来てもらいました。
前日は実習対象となるBEの分解、当日は午前の部、午後の部の二部構成の勉強会、
翌日は組立後の調整試運転と3日がかりとなるものでした。

第一部では、軸受メーカーの方がテクニカルサービスカーとともにやって来られ、
軸受取付けの実演や軸受交換に用いる工具や装置の紹介を行っていただきました。
今まで知らなかった、メーカーならではのノウハウを沢山教えていただきました。

第二部では、BEメーカーの方の指揮のもと、
機械据付会社の方が前日に分解したBE駆動部の軸受組み付けを行い、
作業時の注意点を説明して下さいました。

第一部で教わった軸受設置作業が、
現場でも教わったとおり実施できるかどうか、
また、現場での注意点を聞き漏らさないよう、
社員の目も耳も実演者の一挙手一投足に釘付けになりました。
最後に、当社社員が今回の勉強会を終えて、
どのような意見・感想を持ったかを紹介します。
【第一部について】
・知らなかったことが多く大変勉強になった。
・説明書を読むのと実習を受けるのとでは、理解度に大きな違いがあると感じた。
・メーカーによる講習は、当社で工事を行っている他の工事会社に対しても
実施してもらうとよい。
・ラジアル内部すきま調整の必要性が理解できた。
・アダプタースリーブ用ナットの回転角度の計算値が、ほぼ正しいと実感できた。
・すきまゲージは薄いほど取扱いが難しく、差込み方にもコツがいることがわかった。
【第二部について】
・これまでBEの軸受交換は見たことがなかったので、勉強になった。
・当社の過去の取り付け方は、どうだったのだろうか。という疑問が湧いた。
・稼働中の点検方法については、当社で行っている以上の知識は得られなかった。
・今後、軸受交換の際には、ラジアル内部すきま計測値の記録を残す必要がある。
・「軸受は無負荷の状態ですきま調整をする」ということを言葉で
云われたときはわからなかったが、実際に現場を確認する事により理解出来た。
・軸に汚れや傷があった場合にはヤスリで研磨すること、
オイルシールの種類によって取り付ける向きが決まっていること等々、
細かいポイントも忘れずにいたい。